20170620152959

家探し 難易度アップ編

f:id:hito-k:20170906055500j:plain

(Photo: gahag)

 

気づけばブログ書くの2週間ちょっとぶり。

何してたかって言うと、もっぱら家探し。

 

はっきり言って今回は、めちゃくちゃ大変でした…

前も大変って言ってたけど、その比じゃない。

 

なんせ引越し先が見つかったのは、退去日の前日!

ぎりぎり過ぎて、最早ネタです。

 

 

まず、なんでそんなに大変やったかって言うと、

新学期シーズン、ダブリンの大学に通う学生も家探しまくってるから!

 

地方から来てるアイリッシュとか、

英語ペラペラな留学生と競争するとなると、

私みたいなへなちょこ英語には、かなりハードルが高いんです…

しかも私の場合、語学学校終わったから学生の肩書きもなく、

「英語下手な無職の外国人」っていう、めっちゃ胡散臭い状態。笑

 

そんな人間が、なんとか家見つけるに至った道のりを書いときます!

 

 

 

前回、比較的簡単な時期の家探しのはなしはこちら。 

  

 

基本的なことは、既にまとめてあるから、

プラスαするかたちで、今回の実体験を記しときます。

 

 

 

物件情報の探し方

f:id:hito-k:20170906062224j:plain

(Photo: Pexels)

 

  • Daft
  • Rent a Room in Dublin(Facebookグループ)
  • The Ideal Flatmate Dublin(〃)
  • Flatmate Dublin(〃)
  • Dublin Rent a room/house/apartment/flat/accommodation(〃)
  • Dublin - Rent, Let, House Hunting - Rooms, Houses, Flats, Apartments(〃)

 

7月末〜8月末に滞在していた家は、

日本人コミュニティのMixBで見つけたんですけど、

今の時期は物件情報があまりあがっておらず。

なので、上記の情報ページにお世話になりました。

 

 

最後の1週間ほどは、朝起きてまずベッドの上でDaftとFacebookチェック、

出かけない日は数十分おきに確認、寝る前までパソコン開きっぱなしでした。

 

ていうのも、あっという間に何百人もオーナーに問い合わせして、

後になるほど、返信してもらうのが難しくなるから。

 

 

Daftに載ってた物件のビューイング中に、オーナーから聞いた話では、

半日もたたないうちに、200件以上のメールが殺到して、

Daftに受付一時中断の注意書きを掲載。

それでもオーナーの名前から、

FacebookInstagramからコンタクトとってくる猛者もいたとか…

 

さすがにそれは考えもしなかったけど、その話聞いて、

事前にどんなオーナーか調べられるんやな、と悪知恵がつきました。笑

Daftはニックネームとか使ってる人も多いけど。

 

 

ちなみに、以前住んでいたシェアハウスは、私を入れて4人の日本人。

そのうち1人がMixB1人がFacebook2人がDaftで家を見つけました。

 

 

 

確認すること(地域)

f:id:hito-k:20170906070847j:plain

(Photo: pixel2013)

 

やっぱり気になる治安の良し悪し。

ダブリンに3ヶ月ちょっと住んで、知ってる限りこんな感じかなーと思います。

 

 

良い地域(北):Drumcondra、Cabra

    (南):Rathmines、Prtobello、Ranelagh、Terenure

許容範囲(北):Smithfield、Broadstone

悪い地域(北):East Wall、Ballymun、

    (南):Dolphins Barn

 

 

大体は、以前載せたこの地図の通りですね。

 

f:id:hito-k:20170624224402j:plainf:id:hito-k:20170624224915j:plain

(Photo: Confessions of a House Hunter )

 

 

一般的に治安悪めって言われがちな、北側にしか住んだことないから、

私の判断基準は若干ゆるめかもしれません。

 

そう、今度こそ南に住みたいと思ってたのに、結局また北住まい。

友達が南にいるから、たまにその辺歩くんですけど、全然違うんですよね…

 

まず街並みからして、イギリスののどかな風景を思わせる建物が多いし、

北でお馴染みのスウェット族ヤク中物乞いがいない。

まぁ北側でも、上に書いたような治安良い地域であれば、

そんな悪い雰囲気じゃないんですけどね。

 

 

 

確認すること(物件詳細)

f:id:hito-k:20170906081613j:plain

(Photo: bon2323)

 

前回書いた内容と同じく、こういったことが物件情報に含まれてます。

  • 部屋の形態、備え付けの家具、バスルームの数、設備など
  • 月々の家賃(rent)
  • 保証金(deposit)
  • 光熱費、インターネット代(bills)
  • フラットメイトの人数
  • 男女どちらの入居が可能か、カップルOKかどうか
  • オーナー同居かどうか
  • 滞在可能な期間

 

私の場合、立地家賃光熱費シングルルームの条件で絞りました。

 

それから気に入った物件があったら、

オーナーが提示している条件に多少あわなくても、挑戦あるのみです。

男性または女性とか、何歳以上希望とか。

「提示された内容に沿いませんが、そちらの部屋に興味があります。」

の一言を入れて問い合わせしたら、意外と返事もらえることもあります。

 

現に私のもとフラットメイトの1人は、

性別希望あわないけど、無事入居が決まりました。

 

 

 

オーナーに連絡

f:id:hito-k:20170906081237j:plain

(Photo: TeroVesalainen)

 

DaftはメールWhatsAppFacebookMessengerで連絡とりました。

 

オーナーが提示してる内容にあわせて、ちょっと文章変えたりするけど、

基本はメモ帳に入れてある定型文をコピペして、ひたすら送るのみです。

 

  • 名前
  • 年齢
  • 性別
  • 国籍
  • アイルランド滞在予定期間
  • 職業
  • 自己アピール
  • 趣味
  • いつビューイング(内見)できるか質問

 

職業に関しては、支払い能力あるアピールとして、

日本で正社員として何年働いていて、今は何々していて〜みたいな。

私は今もオンラインでちょっとしたお小遣い稼ぎしてるから、

そのことをいい感じに書いときました。笑

 

それで返信が来たらラッキー、

当日ビューイング決まったらもっとラッキーと思って、ガンガン行きます!

 

ハイシーズンには1つの物件に何十人も内見者が来て、

数日後にオーナーが選んだ人にだけ連絡するっていう、

就活みたいなパターンが多いです。

でもたまに、ビューイング当日に保証金(deposit)支払って、

そのまま家ゲットできることもあります。

 

 

 

物件選びにあたって他の確認点ですが、

メールでのやりとり中、またはビューイング時に、

以下のことを確認されることをおすすめします。

 

  • 家賃、光熱費、インターネット代の再確認
  • 布団やシーツ、その他自身で買う必要のあるものについて
  • 寝室の鍵の有無(特に大人数でシェアする場合)*1
  • ハウスルール(お風呂使える時間や掃除など)*2
  • 洗濯機の有無、お金がかかるかどうか*3
  • オーナーに契約書(contract)または代替書類を用意してもらえるか*4
  • どんな場合に保証金(deposit)が返ってこないか*5
  • 退去日を早めることは可能か*6
  • 自身が退去する際に次のテナントを探す必要があるか*7

 

*1 今の私の寝室は鍵がないけど、2人暮らしで特に問題ないです。

*2 毎週の掃除当番、集金して共有の消耗品を買うとか、家によっていろいろ。

*3 ダブリン6周辺の集合住宅は、共有の洗濯機を使ってることが多い気がします。

*4 契約書がない=正当な住人じゃないから、オーナーの都合でいきなり追い出される恐ろしいパターンが稀にあります。あとは公的な書類を作るとき、住所を使わさせてくれなかったり。

*5 たいていは住居内のもの破損家賃滞納など。次のテナントから、自身の返却分の保証金を受け取らないといけない場合も。

*6 いざ住み始めてやっぱり気に入らなかったり、状況が変わって引っ越したくなったときのために。規約違反の場合、保証金が返ってこないこともあるから注意。

*7 *5の通り、返却分の保証金をオーナーからでなく、次のテナントから受け取らないといけないケースがあります。

 

 

 

それから、これはとある親切なオーナーが教えてくれたんですが、

referencePPSナンバーを持っている方が、家探しがしやすいそうです。

私はダブリンで仕事持ってないから、PPSナンバーはどうしようもないけど、

referenceは日本にいる前職の上司にお願いしました。

 

実際の使用頻度ですが、聞かれない限りはこちらから提示する必要はなく、

たまーにその機会があるかな、というくらいでした。 

Daftを見ていると、employment referencelandlord reference

両方を求める物件とかもありますね。

 

 

 

契約までの日数、連絡件数

f:id:hito-k:20170906090903j:plain

(Photo: StockSnap)

 

日数:1ヶ月強

連絡件数:222件

返信あり:40件(うち4件詐欺)

ビューイング:12件(うち1件こちらからキャンセル)

 

前回に比べると、かなり件数多め。

もう毎日、流れ作業のように送ってました。笑

 

 

 

 

詐欺の例をひとつ挙げると、こんな感じです。

 

f:id:hito-k:20170906092635p:plain

7月31日 Su*****さんより

 

 

f:id:hito-k:20170906092609p:plain

8月17日 St*****さんより

 

 

それぞれ違う物件に送ったのに、まったく同じ文章が返ってくるっていう。

そのくせ住所だけは違う場所を言ってますしね。

どちらも、物件情報サイトに載ってた内容と全然違います。

 

 

 

 

せっかくなんで、ビューイング体験のことも。

 

 

(1)8月4日 Daft掲載 ダブリン9の家

ハウスメイトは、アイリッシュ男性のオーナーとイタリアンガール。

寝室の壁、カーテン、ベッドマットまで全てが紫色

実家の母に話したら、霊感的な力のある知人に相談してくれて、

「家の人が一部精神に異常をきたしてるからやめた方がいい」とのこと。

部屋の詳細を話す前からそこまで言われたら、もうね…笑

 

 

(2)8月18日 友達の紹介 ダブリン2のアパート

フラットメイトは、ダブリン4年目の英語ペラペラ韓国人姉妹。

がっつりセキュリティのためもあってか、高額な家賃。

立地やその他色々なんともな感じで、遠慮させて頂くことに。

 

 

(3)8月19日 Facebook掲載 ダブリン6Wの家

インド人その1が門を開けてくれ、インド人その2が玄関で出迎えてくれ、

リビングにインド人その3、キッチンにインド人その4、その5…

そんなインド人8人との暮らしはどうにも馴染めなさそうで、

お断りさせて頂きました。

すごく親切な人やったんですけどね。

 

 

(4)8月20日 Facebook掲載 ダブリン12のアパート

優しくてチャーミングな、アイリッシュゲイとのシェアフラット。

キッチン綺麗で、別室に専用バスルームあるし、何よりゲイがいい人!

めっちゃ住みたかったけど、残念ながらテナントに選んでもらえず。

でもFacebookで友達になってくれました。笑

 

ちなみに、アイリッシュの彼ですら家探しに手こずって、 

以前の家の契約終了日の2日前に、なんとか今のアパートが見つかったとか。 

 

 

(5)8月22日 Daft掲載 ダブリン7のアパート

フラットメイトは無表情なイタリアン男性と、もっと無表情なイタリアン男性。

男性入居希望のところ、とりあえずビューイングさせてもらえた物件。

以前住んでた学校アパートから3分の距離なことと、

無表情その1が長年住んでるおかげで、家賃€480なことにびっくりしました。

 

 

(6)8月23日 Daft掲載 ダブリン2のアパート

かなり街なかにあるパブの真上のアパートで、

アイリッシュ男性と国籍不明の女性とのシェアフラット。

アイリッシュ男性がめちゃくちゃ早口で、途中から意識がとんでいきました。

 

 

(7)8月24日 Daft掲載 ダブリン7の家

メールがラブリーな多分ブラジリアンとアイリッシュのゲイカップルの家。

寝室が広々綺麗で、周辺は住宅街で落ち着いてるし、

さらに犬2匹、猫、鳥、魚がいてめっちゃいい雰囲気でした。

テナントに選ばれなかったのが残念。

 

 

(8)8月25日 Daftのフラット

アイリッシュボーイとのシェアフラット。

寝室に窓がなくて、バスルームがめちゃくちゃ小さいけど、

フラット全体はアイリッシュボーイの趣味でおしゃれでした。

やっぱセンスって大事やなー

 

 

(9)8月25日 Daft掲載 ダブリン9の家

ロボットかってくらい最低限の返事しかくれないオーナーで、

結局よくわからんかった家。

夫婦と旦那の友達、留学生が1人住んでるっぽかったです。

 

 

(10)8月26日 Facebook掲載 ダブリン3の家

ビューイングの日程話し合ってるうちに意気投合、

新しい女友達できた!と楽しみに行ったら、実は男の子やったことが発覚。

「プロフィール、女性が彼氏と写ってる感じやったけど」

って言ったら、それ彼のママやった。

後日テナントに選んでもらえたけど、

イタリアン&フレンチボーイ3人との暮らしはちょっと…

 

 

(11)8月28日 Daft掲載 ダブリン1のアパート

荒地の魔女みたいな、アイリッシュのおばちゃんとのシェアアパート。

よって、私の友達との間で、彼女の呼び名は魔女

ウェルカムな感じで話しやすくて、その場でテナントに選んでもらえました。

住んでた家の退去日の前日に決まって、まさにミラクル!

 

 

(12)8月28日 Daft掲載 ダブリン6の家

6人シェアハウスやけど、エンスイートの寝室。

直前で荒地の魔女の家に決まったから、

こちらのビューイングはキャンセルさせて頂くことに。

 

 

 

 

そんなこんなで、怒涛の家探しの日々でした。

 

正直、以前の1ヶ月ちょい住まさせてもらってた家が快適すぎて、

たまにあの生活が懐かしくなります。

でも今の方が、街には出やすくていいかも。

前は徒歩1時間かけてたからな…

 

そういや前回の家探し終わったとき、高橋一生が夢に出てきたけど、

今回は、久々に開いたPinterestに出まくりました。なんで?笑

 

 

そろそろ次は、仕事探しに取り掛からんとなー

 

 

20170603080526

ブログランキング・にほんブログ村へ